好きと生活。love and life

48歳ミムラが汚部屋を脱出し、ゆる~いシンプルライフを目指すブログ。断捨離、節約、掃除、枯らしたくない観葉植物、時々娘。

家具を選ぶときのこだわりがあります

私の家具を選ぶ基準にはこだわりがあります。これだけは、譲れないという絶対的なこだわりです。

 

自分の身長よりも背の高い家具は絶対に置かない。

 

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何故か?

それは、子供の頃の体験があるからです。その体験とは「地震」です。

 

私の生まれ育った地域は、30年周期で大地震が来るという場所なのです。

その日、小学生だった私は、ふてくされて布団の中にいました。いつの間にか寝てしまっていたのですが、ふっと目が覚めました。

 

その時、大きな音とともに家が大きく揺れました。物が倒れる音、食器が割れる音、何かが崩れる音。いろんな音とともに襖や障子が飛んできます。

 

怖くて怖くて布団をかぶり、じっとしているしかありませんでした。揺れがおさまり、母が私の名前を呼びながら階段をあがってきました。

布団から出ると、家の中はめちゃくちゃ。体が震えていたのを覚えています。

 

その時の光景は今でもはっきり覚えているし、揺れの感覚や小刻みに揺れる映像も今でも鮮明によみがえってくるほどです。

 

 

この時の体験から、「大きな家具が倒れたら自分は潰される」という思いが強く、恐怖として残りました。

 

それからです。自分自身が家具を買うときは「自分の身長より低い家具を選ぶ」ということを徹底しています。

 

現在住んでいるのはマンションですが、備え付けのクローゼットをメインに、高さの低い、お気に入りの家具をチョイスしました。(お気に入りの家具にもこだわりがありますが、それはまた後日記事にしますね!)

 

家具が低めのメリットは、「地震で絶対に倒れない」ことです。それに、家具の上に物を置いてたとしても、それが崩れ落ちてくることも少ないです。

 

 

このこだわりが活かされたのが、東日本大震災でした。

 

震源地でしたから、揺れはものすごく、立っていられないほど。私は仕事中でしたが、家に戻ると、いつもの風景がそこにはありました。

 

倒れたのは、立てかけておいた「まな板1枚」のみ。

 

当時、家にいて被災した子供たちは「倒れる物はなかったから、大丈夫と思った」と言ってたくらいです。

 

近所に住む職場の同僚の家では、背の高い家具が倒れ、食器は割れ、大変な状況だったとのことでした。

 

自分のいないところで、子供たちが家具に潰される、なんてことになっていたら悔やんでも悔やみきれなかったと思います。

 

東日本大震災のあの日も、「我が家では家具に潰されることは絶対にない」と確信していました。怖かったのは、子供たちが家ではなくて友達の家にいるとか、外にいる場合でした。

 

幸い、子供たちは家の中にいたのですが、ケータイも繋がらなくて、すぐに確認できなかったということですね。

 

 

先日も大阪で大地震があったばかり。天災はいつ自分に降りかかるかわかりません。だからこそ、常日頃の準備というのが大切になってくると私は考えてます。

私の体験談がお役にたてれば幸いです。