自分の好きも取り入れる。術後の生活を楽に、気分良く過ごすためのシンプルな服選び
手術後の生活のために、前開きの服が必要となりました。でも前開きの服は1着も持ってなかったんですよね。その理由とは?
少しでも手術後の生活を楽に、そして気分良く過ごしたい!今日は、そんな服選びのポイントとこだわりを書いてみようと思います。
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前開きの服を持っていなかった理由
退院後は何度か受診して、手術の傷を見てもらわなければならないようです。前開きの服が良いそうなんですが・・・。
実はミムラ、襟付きのシャツって超似合わないんです~(;^ω^)
ところがシャツ以外で前開きの服ってなかなか見つからない。だから前開きの服って持ってなかったんです。
せっかくだもの、気に入ったものを買いたい!
だけど、今回は必要に迫られて準備をしなければなりません。でも、お金を出して買うんだから、妥協はしたくないなあと思いまして・・・。
少しでも手術後の生活を楽に、気分良く過ごせるものを準備する(*´▽`*)
こんなことを考えながら、服を選んでみましたよ。
1.起こるかもしれない事態やリスクを想定して服を選んでみる
2.情報はがんサバイバーから。収集したアドバイスを活かす
3.自分の好きが少しでも入っている服を選んでみる
では、ひとつずつ詳しくいってみましょう!!
1.起こるかもしれない事態やリスクを想定して服を選んでみる
ミムラが想定した事態やリスクは以下の通りです。
●乳がんの手術は乳房温存術の予定。状態によっては全摘になる可能性がある。
●予定通り乳房温存術になった場合、その後に放射線治療をする予定。
●「絶対にこの方法」という確実なものではない。どちらに転んでもいいように準備をしておきたい。
●傷の痛みや腕の上がりは人によって違うし、傷の治りも人それぞれ。
●放射線療法 による、皮膚トラブルなどの副作用を起こす人もいれば、大したことのない人もいる。
ミムラは皮膚が弱いので、皮膚トラブルを起こす可能性もあることを想定して考えるようにしていました。
2.情報はがんサバイバーから。収集したアドバイスを活かす
がんサバイバーの意味・定義
がんサバイバーとは、がんの診断を受けたすべての患者さんを指します。
サバイバー(survive:生き残る人)というと、がんを克服して長く生きている人、というイメージがありますが、実際は、がんが根治していようといまいと、がんと診断されてから治療中の人、あるいはその家族までを含めて、がんサバイバーと呼びます。
今の時代はネットからいろいろな情報が得られます。本当にありがたいことですね。
がんサバイバーからの情報は、すべて経験したものであり、大いに参考になります。
自分と同じ病名からはじまり・・・
●手術のこと
●治療のこと
●実際の痛みや副作用のこと
●リハビリのこと
●療養後の仕事のこと
●入・退院時にあってよかったもの
●下着や洋服のこと
など、知ることができます。いざ自分のこととなると、どうしたらよいのかわからないし、とにかく予想ができないのです。そこを補ってくれる情報源なんですね。
3.自分の好きが少しでも入っている服を選んでみる
でもね、病気のことや、がん経験者のアドバイスを取り入れた服選びだけでは、つまらないと思うのです。やっぱり「自分の好き」も入れたいですよね♡
●ゆったりめのサイズ
●襟はできれば無い方が好み。もしくは襟は立っていないデザインのもの
●洗濯機で洗えるもの
●アイロンがけ不要
●デザインはシンプルで女性らしいもの
●透けない素材のもの
●小花柄、チェックなど自分の好きな柄
●自分の直感でいいな!と思ったもの
ネットで2日間前開きのシャツ・ブラウスを探してみました
でも、すべてを満たしてくれるようなブラウスやシャツは、やっぱりみつからないものですね。
術後から放射線療法終了までの数か月間(しかも季節の変わり目という微妙な時期)、毎日着る服選びは、以下の条件を満たすものを優先としました。
●洗濯しやすいもの・・・傷や皮膚トラブルで汚れる可能性があるため
●綿などできるだけ天然素材のもの・・・皮膚トラブルを起こしやすいため
●アイロンがけ不要・・・身体に負担をかけないため
●前開きでゆったりサイズ・・・皮膚の摩擦や接触をできるだけ少なくする、腕が上がらないかもしれないことを想定する、放射線療法時の脱ぎ着を楽にするなど
●デザインはシンプルで女性らしいもの・・・ここは妥協しちゃいけないですよね(笑)
少しでも脱ぎ着が楽に、気分良く過ごすためならと探しまくりました。
しかも季節の変わり目という微妙な時期ですが、しばらくは半袖+カーディガンの組み合わせでいけそうです。
最後までお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
今回はこのへんで( ̄▽ ̄)